先に結論:児童手当は「生活費に混ぜず、もらった瞬間に別口座へ移す」だけで、将来の大きな備えになります。0歳から高校卒業まで全額貯めれば、総額でおよそ200万円前後。これを教育費の土台にできます。信用金庫で11年・3児パパの私が、実際にやっている「使わず増やす」仕組みを公開します。
※本記事の制度・金額は2025年1月時点の情報をもとにしています。児童手当の支給額・所得制限などの制度内容は改正される場合があるため、最新情報はお住まいの自治体・こども家庭庁などの公式情報をご確認ください。
そもそも児童手当はいくらもらえる?
児童手当は、子育て世帯を支援するために国から支給されるお金です。子どもの年齢によって支給額が異なります。下の表は、一般的な月額の目安です(2025年1月時点)。
| 子どもの年齢 | 月額の目安 |
|---|---|
| 3歳未満 | 月15,000円 |
| 3歳〜高校生年代 | 月10,000円(第3子以降は増額) |
制度改正により、支給対象や金額は変わることがあります。特に第3子以降は増額される仕組みがあるため、我が家のように子どもが多い家庭では、まとまった金額になります。詳しい支給額は、必ずお住まいの自治体の最新情報で確認してください。
なぜ「使わず貯める」だけで差がつくのか
児童手当の最大の特徴は、「もともと家計になかったお金」だということです。だからこそ、生活費に混ぜずにそのまま貯めれば、家計を圧迫せずに教育費を準備できます。
仮に0歳から高校卒業まで全額を貯め続けると、総額はおよそ200万円前後になります。これは、大学の初年度納付金にほぼ匹敵する金額です。つまり「児童手当に手をつけない」というルールを守るだけで、大学入学時の大きな山をかなり越えられるのです。
「使わず増やす」仕組みづくり3ステップ
①受け取り専用の口座を分ける
まず、児童手当を受け取る口座を、生活費の口座とは別に用意します。可能であれば、子ども名義や教育費専用の口座にしておくと、「これは使わないお金」という意識が働きます。生活費と同じ口座に入れてしまうと、ほぼ確実に日々の支出に溶けてしまいます。
②もらった瞬間に「移す」を自動化する
振り込まれたら、すぐに貯蓄・積立用の口座へ移します。手作業だと忘れがちなので、自動振替や定期積立の設定を使って「自動で移る」状態にしておくのがコツです。意志の力ではなく、仕組みで守るのがポイントです。
③一部は「育てる」お金に回す
すべてを預貯金にしておくのも安心ですが、大学費用のように10年以上先に使うお金は、新NISAなどの非課税制度を使って長期で運用するという選択肢もあります。使う時期が近いお金は元本保証で、遠いお金は運用で、と分けて考えると、無理なく増やせます。
【実例公開】3児パパ家庭の児童手当の扱い方
参考までに、3児パパの私が実際にやっている方法をご紹介します。
- 児童手当は全額、教育費専用口座へ自動で移動:生活費の口座には1円も残しません。
- 直近で使う分は預貯金でキープ:習い事や学用品など、数年内に使うお金はそのまま置いておきます。
- 大学費用にあてる長期分は新NISAへ:十数年後に使う分だけ、つみたて投資に回しています。
正直に言うと、最初は「もらったらつい使ってしまう」状態でした。けれど、受け取り口座を分けて自動で移す仕組みにしてからは、ストレスなく続けられています。
続けるための3つのコツと注意点
①「申請」を忘れない
児童手当は、出生後などに自分で申請しないと受け取れません。申請が遅れるとさかのぼって受け取れない場合があるため、出産や引っ越しのタイミングでは早めに手続きしましょう。
②所得や制度の変更をチェックする
支給の条件や金額は、制度改正で変わることがあります。所得に関する基準が見直されることもあるため、年に一度は最新情報を確認しておくと安心です。
③「貯める目的」を家族で共有する
「このお金は子どもの将来のため」と夫婦で共有しておくと、いざというときに取り崩しにくくなります。目的が明確だと、仕組みも長続きします。
まとめ:児童手当は「最初からなかったお金」にする
児童手当を上手に活かすコツは、とてもシンプルです。受け取り口座を分け、もらった瞬間に自動で移し、使う時期に応じて預貯金と運用に振り分ける。この3つだけで、家計を圧迫せずに教育費の土台を作れます。まずは「児童手当専用の口座を1つ用意する」ことから始めてみてください。我が家もまだ途中ですが、一緒にコツコツ続けていきましょう。
※本記事は2025年1月時点の情報・筆者個人の家計実例をもとにした一般的な解説であり、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。児童手当の支給額・条件はご家庭や年度により異なります。具体的な制度内容は、お住まいの自治体・こども家庭庁などの公式情報を必ずご確認ください。

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